骨董市

アンティークと聞くとどんな物を思い浮かべますか? ロココ調のソファ、繊細な作りの洋食器、細工の込んだアクセサリー・・・。
では骨董品というと・・・囲炉裏端の古い木のタンス、掛け軸、茶道具・・・。
東京で週末に骨董市が開かれているのを知っていますか? 先日、富岡八幡宮の骨董市に出かけてきました。
江戸時代の蕎麦ちょこ、明治初期の伊万里焼の大皿、エジプトの指輪・・・思いがけない物が売られていました。 
陶器は、江戸時代と明治時代では藍の色合いが変わっていきます。 釉薬や技術の変化で、江戸時代の淡い優しい色合いから明治に入ると力強いはっきりした色合いに変化するなど学校の教科書では習わないちょっとしたことを知ることができました。
骨董品はあまり興味が無い・・・という方も多いと思います。私もその一人ですが、散歩がてら見学するだけでもとても楽しい、興味深い時間が過ごせます。
有楽町の駅前、東京フォーラムでも毎月第一、第3の日曜に大江戸骨董市が開かれるそうです。 銀座へのお買い物の際、ちょっと足を止めて見てはいかがですか?